政府バイオエコノミー戦略決定

2019年に策定されたバイオ戦略は、2024年6月3日に開催された統合イノベーション戦略推進会議においてバイオエコノミー戦略として決定されました。この戦略では、持続的な経済成長と環境・食料・健康等の諸課題の解決の両立に資するよう、①バイオものづくり・バイオ由来製品、②持続的一次生産システム、③木材活用大型建築・スマート林業、④バイオ医薬品・再生医療・細胞治療・遺伝子治療関連産業、⑤生活習慣改善ヘルスケア・デジタルヘルスの5つの市場領域を設定し、2030年に国内外で100兆円規模の市場創出を目指します。

各市場について2030年の目指す姿を描き、技術開発の加速化、市場環境・事業環境の整備等の方向性を示しています。また、バイオエコノミー拡大の源泉となる基礎生命科学の研究力強化や、各地域の拠点をネットワーク化し国内外から人材・投資を呼び込む「バイオコミュニティ」の取組推進、バイオとデジタルの融合に向けたデータ基盤の整備など、基盤的な施策にも取り組みます。

本戦略は内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が司令塔となり、関係省庁が連携して推進します。日本の強みを生かし、世界をリードするバイオエコノミー社会の実現を目指します。

経済産業省ホームページ

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/bio/index.html

バイオエコノミー戦略の全文はこちら(→内閣府ホームページ)

https://www8.cao.go.jp/cstp/bio/index.html

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